アロマオイル、エッセンシャルオイル(精油)ってどうやって使うの?

こんにちは!ナチュラルライフ研究家のルビィです。

アロマに興味あるけどアロマオイルエッセンシャルオイル(精油)ってどういうものなの?違うものなの?香水?化粧品?また、どうやって使うの?と思っている方にアロマオイル、エッセンシャルオイル(精油)とはどう言うものなのか?そしてアロマオイル、エッセンシャルオイル(精油)の使い方についてお話ししたいと思います。

目次

アロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)は違うの?

ここではアロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)の違いを説明します。

アロマオイルとは

アロマオイルとは、植物に由来する天然香料・エッセンシャルオイル(精油)や合成香料をアルコールや植物油(キャリアオイル)や鉱物油などで希釈した製品を指すことが多い。これは、香水や化粧品、食品に添加する香料など芳香を楽しむために利用されるものです。アロマティックオイル、フレグランスオイル、ポプリオイル、フレーバーオイルなどとも呼ばれ合成香料を含むアロマオイルは、100%植物に由来する精油と混同されることもありますが、別物であり、アロマテラピーには利用されません( Wikipediaより)

エッセンシャルオイル(精油)とは

エッセンシャルオイル(精油)とは植物の持つ特有の香り成分を抽出し、蒸留して作る揮発性の油のことを言います。一般的に多数の化合物の複雑な混合物で、現在知られている精油は約200種類ほどです。芳香成分が蓄えられているところは、花やつぼみ、種子、樹皮、葉、茎、果皮などの中にある油ほうです。その中に有効成分が高濃度に含まれ、それぞれの植物特有の作用と香りを持っています。アロマテラピーに使われるのはエッセンシャルオイル(精油)です。

簡単に言うとアロマオイルは合成のもの。エッセンシャルオイル(精油)は天然のものです。ただ、香りがするオイルをアロマオイルと呼んでいることも多々あるので、利用するときは必ず確認してみて下さい。

100均などで売られているものは、アロマオイルです。

エッセンシャルオイル(精油)の品質と抽出方法

ここではアロマテラピーに使われるエッセンシャルオイル(精油)の品質と抽出方法についてお話しします。エッセンシャルオイル(精油)は天然のものなので品質はさまざまです。その品質を決定するのは、

①原料になる植物の品質

②抽出方法

③原料になる植物の調達方法

です。一つ一つ説明しますね。

原料になる植物の品質

まずは原料になる植物の品質ですが、エッセンシャルオイル(精油)は、原料になる植物の生育環境や条件によって成分が変わってきます。生育される場所の地理や気候、土壌の状態、有機肥料や化学肥料、農薬を使っているかなどの育て方、収穫時期、収穫方法、そして蒸留方法によっても影響されます。

たとえば、タイム(シソ科)のエッセンシャルオイル(精油)は、生育地の気候や成長状態により、フィトケミカル(植物化学成分)組織が異なります。タイムの代表的な成分のフェノール類の濃度は、真夏や晩秋に蒸留されると高濃度になり、肌につけると刺激を感じることがあります。

現在は、植物の栽培には農薬などの化学薬品も使用されています。化学薬品は植物に吸収されやすいのでエッセンシャルオイル(精油)の品質に影響があるので注意が必要です。

原料になる植物の調達方法

原料になる植物の調達方法が大切な理由は、植物の生育地、栽培方法、抽出方法によってエッセンシャルオイル(精油)の作用が決まります。品質を決めるフィトケミカル(植物化学成分)の含有量は、植物が育つ土壌や環境の影響を受けるので、同じ種類の植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)でもアメリカ産のものとフランス産のものでは作用に大きな差が出るそうです。そのようなことからも原料の調達方法はとても大切なことです。

野菜や果物も産地によって品質や味が違うのと一緒だね!

エッセンシャルオイル(精油)の抽出方法

エッセンシャルオイル(精油)の抽出方法を紹介します。

圧搾法柑橘系の果皮からエッセンシャルオイルを抽出する方法。熱を加えないので自然に近いフレッシュな香りがしますが、酸化しやすい
水蒸気蒸留法一番多く使われる抽出方法。植物に熱い蒸気をあて、芳香成分を蒸気と一緒に放出させ、蒸気を冷やすと液体になるので、オイル(エッセンシャルオイル)と水(フローラルウォーター)を分離させて抽出する。
溶剤抽出法揮発性有機溶剤に植物を浸し、芳香成分を溶かし出す方法。花から得たオイルをアブソリュート、樹脂から得たオイルをレジノイドと言う。
アンフルラージュ法「冷浸法」「油脂吸着法」牛脂、豚脂を使い芳香成分を吸収する方法。繊細な花に使用していたが現在はあまり使われていない。
二酸化炭素抽出法植物をパックし、二酸化炭素を注入して芳香成分を抽出する方法。コストはかかるが天然に近い香りを抽出できる。
超臨界流体抽出法二酸化炭素は圧力や湿度を上げると「超臨界流体」と呼ばれる気体と液体の中間のような状態になります。その性質を利用した新しい抽出方法。得られた成分は「エキストラクト」と呼ばれより自然に近い香りの成分が抽出できるが、コストがかかる。

 

エッセンシャルオイル(精油)の作用

エッセンシャルオイルが心と体に及ぼす作用についてお話しします。

生理作用

私たちは睡眠、呼吸、体温調節、消化、ホルモン分泌、免疫など生命を維持するのに不可欠な様々な仕組みが備わっています。それらは普段な意識しなくてもうまく機能していますが、大きなストレスを受けると呼吸が浅くなり、眠れなくなり、消化不良などの不調が生じます。そんなときにエッセンシャルオイル(精油)の香りは身体のバランスを調整してくれる働きがあるそうです。

例えば、ラベンダーには沈静作用があり、眠れないときにラベンダーの香りを嗅ぐとよく眠れるようになったりします。海外の病院の実験では、睡眠薬を常用している患者さんに睡眠薬の投与を2週間やめた後、2週間ラベンダーの香りを嗅いでもらったところ、ラベンダーの香り薬を投与した時と同じような眠りを得ることができたそうです。

エッセンシャルオイル(精油)の香りにはストレスで低下した免疫を回復する作用があるんだとか。

心理作用

香りには、忘れていた記憶を甦らせる働きがあります。香りを嗅いだ時「なつかしい」という言葉が口に出るのもこのためです。香りは様々なイメージを喚起することができます。心理療法のひとつであるイメージ療法では良いイメージを心の中で繰り返し思い浮かべることで体にもよい反応や影響が表れることを期待した療法です。

例えば、リラックスしたい時に大好きなハワイでさんさんと太陽が輝くビーチを思い浮かべます。その時南国のフルーツの香りを一緒に嗅ぐことによりイメージを早く明確に描くことができます。これを記憶しておけば同じ香りを嗅ぐことによって簡単にリラックスした状態を再現することができますよ♪

抗菌作用

フランスのアロマテラピーでは、エッセンシャルオイルの抗菌作用を利用して抗生物質の代わりに精油を用いた治療が試みられています。日本でも抗生物質を安易に使いすぎるため、院内感染が問題になってきています。エッセンシャルオイルには強力な抗菌作用がありますが、自然のものなので耐性菌の出現が起こりにくく、免疫力の低下も起こしにくいと言われています。

生体リズム調整作用

脈拍、呼吸、睡眠時の脳波、女性の生理周期など私たちは絶え間なくリズムを刻んでいます。このリズムを生体リズムと呼んでいます。この生体リズムをコントロールしているのは脳の中にある体内時計と呼ばれるところです。人間は日の出と共に起きて、暗くなったら眠るという自然に即した暮らしが理想ですが、現代人は科学技術の発達により自然リズムに反した生活をしています。不眠症や抑うつなどはリズム障害と呼ばれています。そんなリズム障害にはラベンダーなどのエッセンシャルオイル(精油)の香りを嗅ぐことによって生体リズムを調整することができるそうです。

国際線のキャビンアテンダントは、時差ボケなどの時にはラベンダーの香りを嗅いだりして方もいるそうですよ。

薬理作用

エッセンシャルオイルには100を越す有機化合物が成分として含まれています。その中には消炎作用や鎮痛作用などのように薬理作用を示す成分も含まれています。一方、医薬品は成分が化学合成されたものであり、一つの強力な有効成分から作られています。エッセンシャルオイル(精油)は植物が自然の元素と水と太陽の光で自ら作り出したもので何百もの成分が互いに調整しあうことで作用が表れるので医薬品と違ってマイルドに作用します。

エッセンシャルオイル(精油)の使い方

エッセンシャルオイル(精油)を日常生活で用いるには次のような方法があります。

香りを嗅ぐ(芳香浴)

香りを嗅ぐ方法は芳香浴ともいい、香りを空中に拡散したり(ディフューズ)ハンカチ、コットン、アロマペンダントなどに含ませて香りを吸入する方法です。簡単に香りの成分を最大限に生かせる方法です。

エッセンシャルオイル(精油)が1本あれば、誰でもできるよ。

鼻から香りを取り込むと芳香成分が嗅覚を通り、脳や各器官に素早く届き、体や精神に働きかけます。また、鼻や肺などの呼吸器系の働きをサポートするので、喉の痛みや風邪などの不調を緩和してくれます。

アロマディフューザーを使うことにより細菌やウイルスなどによって汚染された空気を浄化する作用もあるので、気持ちいい室内環境作りにも役立ちます。

  • ボトルから吸入


  • ティッシュやハンカチに垂らす


  • 香りを蒸気で吸入


  • アロマファン(小さなファンで風邪を起こし香りを楽しむ。火や熱を使わないので安全にオイルそのものの香りを楽しむことができる。)


  • アロマディフューザー(オイルを細やかな霧にして空気中に放出するもの。水と混ぜたオイルを細やかな水の蒸気に変え、空気を浄化します。)


  • エアーフレッシュナー(エタノールや水で薄めたオイルをスプレー容器に入れて空気中に吹きかける方法)

塗る(患部塗布)

塗布する方法はエッセンシャルオイル(精油)の有用成分を効率的に体内に取り込むことができます。オイルを希釈して患部に塗ったり、マッサージや湿布、バスタブに垂らして全身浴や半身浴、ハンドバスにフットバスも楽しめます。

オイルマッサージは、有用成分を効率的に体内に取り込めるだけではなく、やってもらうことによってスキンシップの作用も加わりより癒しを得ることができます。

  • 全身浴


  • 半身浴


  • フットバス


  • ハンドバス


  • アロマシャワー(バスタブに足首が隠れる程度お湯を入れ、好みのオイルを2、3滴垂らしよくかき混ぜ、バスタブに入り、勢いよくシャワーを浴びる)


  • 温湿布


  • 冷湿布


  • トリートメント


  • リフレクソロジー(反射区療法)

好きな香りのオイルと天然塩やエプソムソルトなどを一緒にバスタブに入れるとオイルとの相乗効果で体が温まるだけでなく、リラックスできますよ♪

摂取する

摂取すると、芳香成分を体内にダイレクトに届けることができます。

エッセンシャルオイル(精油)をカプセルに入れたり、水や飲み物に垂らしたり、料理に加えて飲んだり食べたりすることです。日本ではエッセンシャルオイルを服用したり、料理に入れることに馴染みがありませんが、海外では栄養補助食品として認可されているオイルがあります。高品質なエッセンシャルオイルは米国食品医薬品局(FDA)の(21CFR182.20)によって食品添加物に与えられる安全基準合格証であるGRAS(Generally Recognied As Safe 一般に安全という意味)として認められています。

⚠️もし飲用する場合は必ず不純物のない高品質のものを使用してください。飲用できるものにはボトルに「食品添加物」と記載されています。必ず自己責任でお願いします。

まとめ

いかがでしたか?アロマオイル、エッセンシャルオイル(精油)にはたくさんの種類があり、たくさんの使い方があります。産地や抽出方法で成分に違いが出たり、香りが違ったりします。それによって効用にも違いがあります。エッセンシャルオイル(精油)のメーカーはたくさんありますので、その中から自分に合う香りを見つけてみてください❣️

香りを楽しむだけならアロマオイルでも構いませんが、肌につけたり、マッサージするときは必ずエッセンシャルオイル(精油)を使ってくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。この記事を読んでアロマテラピーやエッセンシャルオイルに興味をもっていただけたら嬉しいです。

ナチュラルライフ研究家のルビィでした♪

(参考文献)
エッセンシャルオイル家庭医学辞典 ナチュラルハーモニー&サイエンス
ベーシックアロマテラピーの事典 東京堂出版

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この記事を書いた人

ナチュラルライフ研究家のルビィです。アロマを使った心地よい暮らしの情報や自宅でできる副業などをお伝えしていきます。

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